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「The Edward J. Glueckler Award」を日本人として初めて受賞

航空部品の品質向上に寄与した人に贈られる「The Edward J. Glueckler Award」を日本人として初めて受賞

全日空商事株式会社(本社:東京港区、代表取締役社長:西村健)の海外拠点である米国全日空商事のホフマン節子社員が、日本人として初めてASAの「The Edward J. Glueckler Award」を受賞し、このたび社内でも表彰されました。

ASA(Aviation Suppliers Association:航空産業サプライヤー協会)とは、1993年に航空業界で流通する部品の品質維持、向上および倫理的取引の実践を目的として設立された非営利団体で、現在約600社の航空部品サプライヤーが加盟しています。ASAの制定する「ASA-100」の認証は、航空部品サプライヤー向けの品質基準であり、ISO9000シリーズと同様に米国連邦航空局(FAA)の推奨する品質管理プログラムにもなっています。

また「The Edward J. Glueckler Award(エドワード・グルックラー賞)」とは、1998年にASA創始者(Edward J. Glueckler氏)の名前に由来して創設され、年に1度の年次会合において、航空部品の品質向上に寄与した人に表彰される、もっとも栄誉ある賞です。加盟するサプライヤーからの推薦や業界内の評判から複数の候補者が選ばれ、最終的にASA役員8名により決定されます。

今回の受賞は、航空業界に関連する最新レギュレーションへの理解、品質問題解決への探究心、後進育成への取り組みに努めてきた日々の活動の積み重ねが評価され、その功績を称えられたものです。なお、アメリカ中心の航空部品サプライヤー市場において、アジア系かつ女性が受賞することは今回が初めてです。

この受賞を受け、米国全日空商事に入社以来27年間部品調達事業に従事してきた会社への貢献を評し、2014年8月18日(米国時間)、米国全日空商事社内にてホフマン節子(セールスマネージャ)に米国全日空商事「社長賞」が授与されました。

全日空商事および米国全日空商事にとっても今回の受賞は大変名誉なことであり、今後も航空部品の品質維持・向上に積極的に取り組んでまいります。

 

■米国全日空商事とは

米国全日空商事(本社:米国カリフォルニア州トーランス市、代表者:武藤比良志)は、全日空商事の海外拠点(北米中心に活動)であり、航空機部品・エンジン部品の調達・輸出、売却、修理代行、航空機関連機械装置の調達・輸出、および農産物の輸出、日本向け宅配ギフト販売などを行っています。